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土木構造物の保全技術

まえがき

これまでに建設されてきた多くの土木構造物(橋梁、水利施設等)は、その建設時期から考えて耐用年数を超えているもの、近づいているものなど、老朽化が進む構造物が、今後急激に増加することが予測されています。これらの社会資本(ストック)の維持管理において、あらかじめ必要な補修・補強対策、機能向上などの保全事業(ストックマネジメント事業)を施すことにより、施設の寿命を延ばすことが重要になってきています。
私たちは、予防保全の観点から、これら社会資本の状況を迅速かつ的確に把握する技術開発に取り組み、安全で安心な状態での社会資本の持つ機能をより長期間にわたり維持していくために、技術力と実績を基盤に様々なニーズにお応えし、社会に貢献してまいります。

対象構造物:鋼橋、コンクリート橋及び水管橋、河川、農業水利施設
技 術 :ロープアクセス技術による点検・調査の実施
⇒ 第67回土木学会全国大会論文発表

点検・調査・試験

【橋梁点検】

  1. 業務計画書作成
  2. 現地踏査計画
  3. 現地踏査及び報告書作成
  4. 点検実施計画書作成
    • 道路使用協議
    • 河川協議
    • 各種協議事項対応
    • 橋梁点検車、高所作業車手配
  5. 橋梁点検(現地作業)
  6. 点検調書作成
  7. 点検結果報告書作成
    (橋梁点検要領:国土交通省、各県点検要領、市町村要領に対応)
    点検員:橋梁点検技術講習修了者

業務フロー:橋梁点検(PDF形式)

【鋼構造物調査】

  1. 変状調査
  2. 形状・寸法調査
  3. 鋼材引張、曲げ強度試験
  4. 非破壊検査
    • 超音波探傷試験(UT)
    • 磁粉探傷試験(MT)
    • 浸透探傷試験(PT)
    • 過流探傷試験(ET)
    • 放射線透過試験(RT)
  5. アドヒージョンテスト
  6. 計測
    • 変位測定
    • ひずみ測定
    • 振動、加速度測定
    • 応力頻度測定
    • 腐食減厚測定

【コンクリート構造物調査】

  1. 変状調査
  2. 形状・寸法調査
  3. 中性化試験
    • はつり
    • 採取コア(表面、割裂面)
    • ドリル法
  4. 塩分含有量試験
  5. 鉄筋腐食調査
    • 自然電位法
    • 分極抵抗法
  6. アルカリ骨材反応試験
    • JCI法
  7. 圧縮強度試験
    • 反発硬度法
      (リバウンドハンマー)
    • コア法
  8. 鉄筋調査
    • 電磁波レーダー法
    • 電磁誘導法
    • 放射線透過撮影法

評価・診断

  1. 構造物の点検・調査・試験結果の分析
  2. 構造物の損傷原因の特定
  3. 構造物の耐荷性能評価、耐久性評価
  4. 補修工法の検討
  5. 補修工法の選定

補修設計

  1. ひびわれ補修(注入、充填)
  2. 断面修復
  3. 表面保護補修(表面被覆工法、表面含浸工法)
  4. 支承補修(防錆等)
  5. 鋼材腐食部の補修
  6. 剥落防止