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技術者の育成

2017-04-14

第一技術部長 小柴 幸春

当社では、地籍事業の拡大により人員確保に頭を抱えております。

測量士・測量士補の有資格者はもとより、経験者もなかなか確保すること難しくなっています。

今、採用している中途社員のほとんどが無資格・未経験者です。

資格は入社後でも勉強すれば取得可能ですが、資格だけでは技術者として活躍することが難しいと思います。やはり経験がとても大切です。

測量は、基準点測量・水準測量・現況測量・路線測量・用地測量・地籍調査等、幅広い分野があり覚えることも多く、全ての技術を習得するのに時間がかかります。まして地籍調査一本で担当する社員は、現況測量や路線測量をすることはあまりありません。

私がどのように技術を習得してきたかを振り返ってみると、以前いた会社では国土地理院発注の一等水準測量、県発注の一級水準測量をメインに担当していました。

一年間トータルステーションを触らない年もあるくらい水準測量専門で作業をしていました。今思えば高いレベルで一つの分野の技術に特化して覚えたことにより、他分野の作業をしたときも覚える考え方自体は同じであり、水準測量の応用として捉えることができ、短期間で他分野の技術を取得できたと思います。

これから測量を覚えようとする新入社員・中途社員の方々は、全ての分野を経験することも大切ですが、まずは一つの分野の技術に特化して覚えることをお勧めします。

その分野を習得すれば、他の分野は応用として捉えることができるはずです。またこの分野で仕事がしたいという思いを上司に伝えることとても大切だと思います。

技術者を育成することが今後の私たちの使命と捉え、社会にコーケンしていきたいと考えています。

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